Liars
言いたいことは 何となく分かる
話してなくても ただそこにいるだけで
そんな関係だった アナタは優しい人だから
自分に嘘はつけないって そう呟いた
その言葉を そのまま飲み込んで
知らないフリして ここまでやってきた だけど
信じてくれという言葉に 嘘の響きを感じたの
相変わらず下手ね 隠しきれてない
そんな不器用さが好きだから しばらくは
信じてあげない 素直になってくれるまで
焦ってることは 何となく分かる
近くにいなくても 手に取るように
すぐに思い描けた アナタは可愛い人だから
彼女のことは時間で解決 放っておいて
冷たい人だって言われる そうぼやいてた
それがアナタのお決まりのパターンね だから
優しすぎる笑顔に 嘘の響きを感じたの
空白の時間が 本当のことを教えてくれてる
小さなことで騒いだりはしない だけど
許してあげない 素直になってくれるまで
ケンカは嫌だし 独りも嫌
嘘を纏って逃げ回る きっと似た者同士
だから ねぇ安心して
アナタを傷つけた 彼女みたいにはしない
だってそんな嘘 すぐに見破れるから
だってアタシも そうだから
他愛ない言葉の中に 嘘の響きを感じるの
相変わらず下手ね 隠しきれてない
そんな不器用さが好きだから そんな時は
信じてあげない 素直になってくれるまで
Drink
なんだか夢見心地 世界がフワフワと
ゆるやかに時間が回っていく
アナタと話していると 不思議な感覚
心地よい刺激が身体を流れるの
初めて飲むビールは 苦くてつらくて
だけど身体が軽くなるような 自分じゃなくなるような
もっと欲しくなってしまう 危ない心地よさ
止め方が分からない アナタから抜け出せない
今まで見てきたものは 何だったのか
昔の自分は忘却の彼方に
アナタと話していると いつもの自分でいられない
好きな映画さえ どうでも良くなるの
初めて飲むビールは 苦くてつらくて
だけど身体が軽くなるような 自分じゃなくなるような
もっと欲しくなってしまう 危ない心地よさ
止め方が分からない アナタから抜け出せない
まるで空っぽの人形みたい 本当は見えているのに
見えない 聞こえない まともに考えられない
初めて飲むビールは 苦くてつらくて
だけど身体が軽くなるような 自分じゃなくなるような
もっと欲しくなってしまう 危ない心地よさ
止め方が分からない アナタから抜け出せない
Ice
退屈な毎日 続けるのにも飽きたから
虫食い状態で 息を繋いでいるの
止んだと思ったら また雨が降り出して
傘を持たずにはいられない そんな最近だったから
アナタが現れて期待していたの
何かが変わるかもしれない そんな気がして だけど
アナタはただの 透き通った氷のカケラみたい
他愛もない戯言を 滑らかに話すけど
心は冷たく 閉ざされたまま
その出来すぎた笑顔も相槌も つまらないのよ
ワタシが知りたいのは そんな事じゃない
無表情なアナタを 崩してみたい
平凡な毎日に イライラしてたから
穴開き状態でも やせ我慢してみてたの
降ると思ったら 全然降りださなくて
傘を持ってる意味もない そんな最近だったから
アナタに会えるの 楽しみにしてたの
何かが起こるかもしれない そんな気がして だけど
アナタはただの 透き通った氷のカケラみたい
綺麗な指先で グラスに口をつけるけど
顔色一つ 変えないままで
その出来過ぎた優しさや嘘も 面白くないのよ
ワタシはそんな事じゃ 満足できない
アナタをもっと 困らせてみたい
氷なんて いつか溶けちゃうでしょ
永遠には保てない アナタだって きっとそうでしょ
だったらワタシが 溶かしてあげるから
もっと近くに そうもっと近くに
アナタはただの 透き通った氷のカケラみたい
他愛もない戯言を 滑らかに話すけど
心は冷たく 閉ざされたまま
その出来すぎた笑顔も相槌も つまらないのよ
ワタシが知りたいのは そんな事じゃない
無表情なアナタを 崩してみたい
アナタをもっと 困らせてみたい
Endless game
出会った時から 全部分かってた
アナタがどんなに素敵か 何を欲しがっているのかも
だから怖くなかった 手に入れるために
全てを捨てて演じることも だけど今は
アナタといるとゴールのない迷路を ただグルグル回っているみたい
分からなくなってしまったの 追い求めていたのはただの幻みたい
自分を変えるほどアナタを愛せない 今はただ離れていたい
出会った時から 実は気づいてた
知らないフリしてたけど さすがに限界だよね
だから怖くなった 手に入れるために
捨ててきた全てが 足元に転がっている今は
アナタといると本当の自分から ただただ遠ざかっていくみたい
分からなくなってしまったの これ以上は近づきたくないみたい
自分を知ったらきっとアナタは愛せずに思うから ただ離れていたい
本当に本当に愛せたのなら 思い描く未来に必死に探すけど
アナタの姿が見当たらないの ねぇどうして?
アナタといるとゴールのない迷路を ただグルグル回っているみたい
分からなくなってしまったの 追い求めていたのはただの幻みたい
自分を変えるほどアナタを愛せない 今はただ離れていたい
Smile
ごめんね びっくりしたの
思い出したみたいに 急に連絡が来たから
忘れられてなくて よかった
たった一度会っただけなのに 覚えててくれたんだね
ねぇ どうして?
ふと見かけたモノクロ写真に縁取られた アナタの笑顔
覗き込む度に 不思議な気持ちになるの
何で気づいてないの こんなにも素敵だってこと
本当は あきらめていたの
心の底から愛せる人なんて もう二度とって
だけど アナタは別みたい
たった一度会っただけなのに 忘れられないの
ねぇ どうして?
ふと見かけたモノクロ写真に縁取られた アナタの笑顔
覗き込むだけで 世界が彩られていくの
誰にも気づかれたくない こんなにも素敵だってこと
きっと またどこかで会いましょう
きっと またどこかで会いたい
そして 確かめたい
ふと見かけたモノクロ写真に縁取られた アナタの笑顔
覗き込む度に 優しい気持ちになるの
早く伝えてみたい こんなにも素敵だってこと
真っ赤な嘘
冷たい風を 頬でさすりながら
それでも 暗闇の真ん中を歩いた
ミステリアスが 皆大好きだから
噂は陰で あっという間に広がる
過度の秘密主義は 禁物ね
でもちょっと 気づくの遅かったかな
何もないよ 真実を見せても
誰も信じないのは なぜかな
つまらない現実の 暇潰しのため
作り上げられた 真っ赤な嘘たちに
ワタシはただ はめられたの
相手にしても 埒があかないから
無視してそのまま 歩き続けた
しつこく 追いかけてくる魔の手
独りぼっちは そんなに変?
群れて動く アナタたちに
一匹狼は 理解できないできないかな
何もないよ 真実を知らなくても
世界は回るはずなのに なぜかな
くだらない現実を 逃避するため
仕組みこまれた 真っ赤な嘘たちに
ワタシはただ はめられたの
あぁ ワタシが馬鹿だったのよね?
こんな真っ直ぐな言葉を 信じろだなんて
あぁ アナタを見くびっていたのね?
捻くれた心には 到底理解できないから
あぁ ワタシが馬鹿だったのよね?
何もないよ 真実を見せても
誰も信じないのは なぜかな
つまらない現実の 暇潰しのため
作り上げられた 真っ赤な嘘たちに
ワタシはただ はめられたの
Dead-end street
目が合った瞬間から 分かってた
まだ遠く すれ違う距離の前から
ぶつかりそうになった あの瞬間
初めてなのに 「どうぞ」ってハモった一言目
また会えればいいなって 思ったあの日から
願う度に 目の前に現れるキミ
もしもお伽話が 現実だったなら
キミは完璧な ワタシを迎える王子様
だけど
結末は分かっているの これはハッピーエンドにはならない
別に キミのせいじゃない
どんなに進んでも 最後は行き止まりなのよ
だから引き返せなくなる前に 今
キミからサヨナラを言って お願い
ごめんね キミに欠点はかけらもない
眩しい金髪に隠れた 大きな瞳
高くくぐもった ハスキートーン
「ダメかも」って素直に 甘えて見せる笑顔
もっと知りたいなって 思ったあの日から
願うよりも 近づいて来るキミ
もしもこれが お伽話だったなら
ワタシは完璧な キミを待つお姫様
だけど
結末は分かっているの これはハッピーエンドにはならない
別に ワタシのせいじゃない
どんなに望んでも 最後は重なれないのよ
だから悲しい未来になる前に 今
ワタシからサヨナラを言わせて お願い
惹かれ合う二人は きっと理想の恋人になれるね
背の高いキミが 大人っぽい年上の
ワタシを見下ろして 並んで歩くの
今に始まったことじゃないわ 学ばないのね
似たような人に 出会う度
何度も夢みてしまうの
結末は分かっているの これはハッピーエンドにはならない
別に 誰のせいでもない
どんなに進んでも 最後は行き止まりなのよ
だから引き返せる内の 今
本当はサヨナラなんて聞きたくない だから
キミからサヨナラを 待っているのよ
早くサヨナラを言って お願い