よく分からないまま 辿り着いてしまった窓辺の小部屋 溜め息一つ抜け出す穴も無いまま ひたすら呼吸し続ける哀しみに浸っているようでいて 実は何も感じてなくて何も言うことが無いようでいて 実ははっきりと持っている思いはただ ひたすら真っ直ぐにこの影…

枯れ果てた涙は 寂しさに埋もれたよサヨナラから半年 時間には逆らえないからあの日あの時 俯いたままどこに行くのか それさえも聞けないまま明けない夜がないように 少しずつアナタを忘れていくよでも暮れない日がないように 必ずアナタを思い出してしまう…

時計の針がチクタクチクタク 終わりの音を告げる決まったように皆動き出し 帰りの鞄持ち出し始める何も変わらぬ日常 変わらぬ人々その繰り返し ずっとずっとずっと電車のベルが 発車の合図をホームに響かせる満員身動き不可能それでも 少しも顔に出しませんB…

降り止まない雨の中 静まりかえる街光る水しぶきの音 曇ったライトに響く駆け足で家に急ぐ人混み かき分けて一人飛び出してみるの 外の世界へだって ワタシは知っているから今行くべき 立つべき場所がたとえ 一人取り残されてもそこに 答えがあるから降り止…